皆さまこんにちは。東京都中央区新富の榎本歯科医院、歯科衛生士の緑川です。
時間が過ぎるのは早く、あっという間に12月となってしまいましたね。
ずっとコロナ禍ではありますが、乾燥も増してきて風邪やインフルエンザによりかかりやすくなってくる時期ですので、引き続き予防に取り組みながら健康管理をしていきましょう。
今回は虫歯ができやすい食べ物についてお話させていただきます^^
虫歯ができるまでの過程
まずは虫歯ができるまでのメカニズムをおさらいしてみようと思います。
①お口の中にいる虫歯菌が歯の表面にいて、食べ物(糖分)が入ってくるのをまっています。
②食べ物(糖分)がお口に中で分解され、グルカンというネバネバしたものを作り出します。
③グルカンが歯にくっつき歯垢を作り出します。歯垢の中には虫歯菌を含め、様々なばい菌が潜んでいます。
④虫歯菌が糖分を取り込み、歯を溶かす酸を作ります。
これは脱灰と呼ばれ、歯が壊されていくメカニズムです。
虫歯を予防するために大切なのは、歯磨きなどのケアです。また、生きていく上で欠かせない「食事」からもちょっとしたことで虫歯にならないための工夫をすることができます。
この後は虫歯予防になる食べ物と栄養素についてご紹介いたします。
虫歯に「なりやすい食べ物」・「なりにくい食べ物」
最も歯に悪いものとしてイメージできる食べ物は、糖分を多く含んだチョコレートや砂糖菓子などが考えられます。では、甘いお菓子などを控えるだけで虫歯予防になるのでしょうか?
多く摂取すると虫歯になりやすい食べ物の条件をまとめてみました。
虫歯の原因になりやすい食べ物の条件
・糖分を多く含んだもの
・長時間にわたりお口の中に残留するもの
・歯にくっつきやすいもの
・酸性のもの です。具体的には・・・
レモンなどの柑橘類
これらは酸性の食べ物で、含まれている強い酸が歯に悪影響を及ぼしています。日常的に摂取している方は注意をしてください。
一方で、柑橘類はビタミンCが豊富だったり美肌効果も期待できる食べ物なので、一切の摂取を控えてくださいという訳ではありません。食べ過ぎには注意し、食後にはお水でお口を濯ぐだけでも良いのでケアをするとよいでしょう。
チョコレート、キャラメル、飴
糖分を多く含み、歯にもくっつきやすい食べ物の代表的なものです。子供のおやつなどにはあまり頻繁に出さない方がよいでしょう。お口の中にも残留しやすいものなので、食べた後はケアをするようにしてください。
ドライフルーツ
糖分を多く含んでいることはもちろんですが、ドライフルーツの問題点としては食感がねっとりしているため、歯にくっつきやすい点です。しかし、栄養価が高く健康に良い食べ物でもあるので、摂取する場合は歯磨きなどのケアをしっかり行いましょう
スナック菓子
塩分の方が多いと思われがちなポテトチップスのようなスナック菓子ですが、糖分も多く含まれています。奥歯にもくっつきやすいので注意が必要です。
まとめ
以上が虫歯になりやすい食べ物の一例となります。一例なので他にも色々とありますが、なにか心当たりのある食べ物はありましたでしょうか?
いきなりすべてを見直していくのは難しいと思いますので、少しずつ日常生活に取り入れていけば無理なく改善していくことはできるでしょう。
ただし、今回「これらの食べ物はあまり食べていないので大丈夫だ」と思った方も安心していいわけではありません。
食習慣と同様に歯磨きなどのケアが重要です。
ケアに関しては、完璧にケアすることは誰しも難しいため、定期検診に行き、歯磨き指導やクリーニングでお口の中を健康な状態に維持しておくことをお薦めします^^





