入れ歯治療|中央区新富町で入れ歯とインプラントと矯正治療なら榎本歯科医院

入れ歯治療Denture

入れ歯治療について

入れ歯で困っている方々

  • 「入れ歯が気になって思いきり笑えない・・・」
  • 「とにかく入れ歯の調子が悪いのでストレスがたまる!」
  • 「何度も入れ歯を作り変えている」
  • 「入れ歯安定剤が欠かせないので面倒」

当院では、最も力を入れている治療の一つが入れ歯治療ですので、入れ歯でお困りの患者様からのお言葉を日々お伺いしております。お口の中は髪の毛1本入っただけでわかるほど、繊細な部分なので、自分のお口に合っていない入れ歯をしての生活は想像以上のストレスがかかりますよね。

入れ歯で困っているほぼ皆様から、どんな訴えが多いかと申しますと、

「食事が美味しくない」

という事です。食事というものはいくつになっても楽しめるものですよね。

大切なご友人、家族との団らんには美味しい食事は欠かせないものです。しかしながら、入れ歯によって食事が美味しくないと感じてしまうと、外食をする頻度も減り、それに伴い友人や家族と会う頻度も減ってしまうので、自分自身の生活、人生までも楽しくなくなってしまったと、悲しそうにお話させる方々が非常に多いのです。

当院では、そのような患者様が少しでも美味しい食事を、今だけでなく、将来にわたって楽しめるように、患者様お一人お一人のお話をお伺いし、オーダーメイドで入れ歯を作り上げております。

入れ歯に対する3つのこだわり

10年後、20年後を見据えた入れ歯治療

一般的な歯科医院では、「今困っていること」に焦点を当てて治療をしているところが非常に多いという印象を受けております。もちろん、来院されたときに患者様が困っている部分を治療することも当然です。しかしながら、将来のお口の中を見据えながら治療をしなければ、どのようになってしまうのかご存じでしょうか?

例えば、1~2本ほど歯がなくなってしまい部分的な入れ歯を製作するとします。多くの歯科医院ではご存知ないことなのですが、実は部分入れ歯というものは隣の歯である、自分自身の歯への負担が非常に大きいものなのです。

とりあえず今現在歯がないから、最低限困らないように入れ歯を適当に製作してしまうと、結果的に隣の歯への負担が大きくなり、その隣の歯がその負担に耐えられずに歯を失ってしまう・・・という事に繋がってしまうのです。

入れ歯を入れたことによって、今残っている自分自身の歯が失われるスピードが速くなってしまっては元も子もありません。

当院ではそのように、今残っている自分自身の歯を1本でも残せるように入れ歯を作ることを心掛けております。1本でも多く、自分の歯が残っている方が、嚙み心地も良く、食事も非常においしいのです。

歯を失ってしまう原因は大きくわけて「むし歯」と「歯周病」に分かれますが、実はそれだけではありません。『噛む力』が非常に重要になってくるのです。

では、入れ歯の場合、どのようにすると、むし歯や歯周病になりにくく、噛む力を保つことができるのか?

それは『いかにお手入れがしやすい入れ歯』なのかどうかという事が重要になってくるのです。 適切なお手入れをすることによって

  • 清潔
  • 口臭防止
  • 快適な装着感
  • 入れ歯が長持ち
  • 要介護者や高齢者の誤嚥性肺炎など感染予防

など、様々なメリットがあります。
なによりも、今ある大切な歯を守ることが出来るのです。 患者様の要望やご希望などを伺い、1人1人に合う、将来を見据えた入れ歯を製作していきます。

顔全体の印象を考えた入れ歯治療

「あら、あの人は入れ歯を入れているわ」

このように思われるが嫌で、歯を見せて笑う事ができないとたくさんの方々から悲しそうに訴えられることが多く、そのようなお話をお伺いするたびに、私自身もとても残念な気持ちになります。

当院では、お一人お一人のお話をお伺いしながら、その人の人生が豊かになる入れ歯とは何か?ということを考えて入れ歯治療を行っております。

つまり、その患者様の顔全体の状態を見ながら入れ歯を作っております。(人工歯排列) 患者様の顔の形に合わせた物や色の人工歯を選択しておりますが、一般的な歯科医院の場合では、人工歯を選ぶ場合は、その医院に勤める医師ではなく、技工士が選択することがほとんどです。そのため、その患者様に合ったものを選ぶことが困難であり、結果的に不自然な入れ歯が出来上がってしまうのです。

一般的な人工歯は3つほどのパターンのみの歯科医院が多いのですが、当院では、形の種類が40種類で色のパターンが12色ありますので、最大480通りの中から、その患者様に合ったものを選び、入れ歯を製作しております。

一般的には歯科医院で歯の噛み合わせを取った後は、技工所にその歯型を送り、入れ歯を完成させます。そのため、入れ歯を製作する際には、患者様の顔を見ながらではなく、単に技工士の方が一般的な日本人の平均に合わせた入れ歯を作るため、本当の意味で、その患者様に合った入れ歯とは決して言えないものです。

当院では患者様の横で、患者様の顔を間近で見ながら、1本1本そのお口や顔全体の印象をイメージしながら歯を並べていきます。

そのため、その患者様の自然の歯の状態に近い入れ歯を作ることが出来るのです。
当院で入れ歯治療を行った患者様は

「おかげで前に比べると、歯を気にすることなく笑う事が出来るようになった!」

と喜んでいただける患者様が非常に多いのです。
入れ歯1つであなたの素敵な笑顔がなくなってしまう事は、専門医としても非常に悲しいことです。

笑顔あふれる人生で、美味しい食事がとれるような、その患者様に合ったオーダーメイドの入れ歯治療にこだわっております。

患者様の生活を豊かにする入れ歯治療

「食事が劇的においしくなる、安定剤のいらない入れ歯とは!?」

入れ歯治療をされている患者様から、最も多く伺う事が「食事への影響」です。

例えば、外食をしているときに入れ歯のすき間にゴマが入ってしまったときに、そのゴマが気になってしまって、わざわざお手洗いに行き、入れ歯を洗浄しなければならなくて困る、ということをよくお伺いいたします。

せっかくご家族や友人と楽しい食事に出かけているにも関わらず、入れ歯が気になってしまい、本来楽しいはずの食事の場さえも行くのが億劫になってしまうという話をお伺いするたびに、私自身も悲しい気持ちになってしまいます。

そのようにお悩みの患者様の生活の質(QOL)を劇的に改善できる入れ歯治療を、当院ではご提供をさせて頂いております。

榎本歯科医院におけるオーダーメイドの入れ歯治療とは?

実は、患者様の歯ぐきの状態はずっと一定の状態ではなく、日や時間によって異なるのです。

またお口の中の状態は、一人一人の日常生活の内容や噛む力によっても異なります。このようにお口の状態は十人十色ですし、また同じ人であっても一定の状態ではありません。

当院では、その患者様の日常生活に合わせた入れ歯の調整を行っております。入れ歯が、お口の中や残っている歯にどのように当たっているのかを確認できる「フィットチェッカー」という材料を使用し、入れ歯お口の中にきちんと沿うように細かく調整を行っております。

調整をする場合にも、0,2mmずつ調整を行い、お口の中の粘膜の厚みを調べながら調整することで、食べ物が挟まりにくい入れ歯を製作することができるのです。

そのため、安定剤もいらず、イチゴの種やゴマが入らない、精密な入れ歯を作ることで、 外食に行ったときにも、自分自身が好きなものを選択して、美味しい食事を食べる事ができるのです。

入れ歯感想動画
当院での入れ歯作りの手順
  1. お口の中と現在ご使用中の入れ歯の状態をチェックします。

    患者さまの入れ歯についての悩み(痛い、外れやすい、発音しにくいなど)や、ご希望(口元の皺を減らしたい、もっと硬いものを食べたい、安定した入れ歯にしたいなど)をお聴きします。そして、お口の状態と現在の入れ歯の問題点を確認するために、必要な検査(お顔や口の中の写真、歯茎の状態、あごのレントゲン撮影、簡単な型採り)を行います。

  2. 診断結果のご報告をします。

    診断結果のご報告をします。ご相談の上、治療方針の決定を行います。

    診断結果をもとに治療方針についてよく説明させて頂き、患者さまとの相談のうえ、治療方針の決定を行ないます 。

  3. 現在の入れ歯の修理、治療用入れ歯の製作をします。

    最終的な入れ歯製作に先立ち、「話す」「食事をする」といった機能や、「見た目の美しさ」審美性の回復を図るため、現在、患者さまがご使用中の入れ歯を修理します(修理ができないときや入れ歯をお持ちでない場合は、仮の入れ歯を製作します)。

    このステップの中で、改めて患者さまからご希望を伺い、最終的な入れ歯製作の参考にします。なぜなら、現時点で出来るだけ患者さまの悩みを解決することにより、新しい入れ歯に対して、新たなご希望が出てくることが多いからです。

  4. 印象採得(あごの型採り )を行います。

    お口の中は、話をしたり、食事をするたびに色々な動きをします。 診査・診断の際に作った模型を参考に、患者さまのオーダーメイドの型を採るトレー(枠)を作ります。このトレーを利用して、お口の動き方を調べ、型を採っていきます。

    お口のサイズ・形状は皆さん異なるため、オーダーメイドの歯型を採るためのトレーを作ります。

    口や顎の動きを調べて患者さまと一緒にトレーを作っていきます。 右の写真:最終的な型を採ったところです。

  5. 咬合採得(上下のあごのかみ合わせ) を行います。

    1)高さの決定:歯を並べる位置(高さ、唇の張り具合い、左右のバランス)を決めます。
    2)水平的な位置決め:前後、左右に動かしたときのあごの位置を調べます。

    かみ合わせを採るための装置 機器を用いて左右の顎の動きを調べます。

    頭と上顎の位置を調べます。

  6. 試適を行います。

    ろう(ワックス)で作った入れ歯に人工の歯を並べて、前歯の見え方や唇の張り具合を調べます。 洋服で言うところの「仮縫い」「試着」と考えて下さい。

    前歯は45形態12色、つまり540パターンの人工歯の中から、患者さまのお顔に合ったものを選択します。 奥歯は陶材・硬質プラスチック・金属製の中から、患者さまの顎の状態や咀嚼パターンにより選択します。

    前歯の形態と色のガイド

  7. 入れ歯の完成です。その後は繊細な調整が必要になります。

    いよいよ入れ歯の完成です。
    ただ、入れ歯が完成してもこれで終わりではありません。義手・義足・人工心臓などと同じように、入れ歯もからだの一部として日常生活の中で機能させなくてはいけません。つまり「入れ歯は人工臓器である」と考える必要があります。お口は色々な動きをします。歯ぐきの形も日々、変化します。そのため、繊細な調整と定期的なメインテナンスがとても大切です。

歴代総理大臣も担当していた
入れ歯専門医 父・榎本貞司

前院長である榎本貞司は、1925年(大正14年)5月28日 東京の新富町に生まれ、東京医学歯学専門学校、現在の東京医科歯科大学歯学部を、1947年に卒業しました。卒業後すぐに主に入れ歯による治療を研究する学問である補綴学教室に入局し、補綴学の研鑽と後進の育成、更に形態学的研究に没頭しました。また東京大学の人類学教室で、鈴木尚(ひさし)教授に師事し人類学の研究に従事し、特に頭蓋骨を見たら何でも分かる頭蓋骨博士になりました。

1953年から、父親を助ける為、大学を退職し新富町で榎本歯科医院の後を継ぎ、歯科医師として臨床に従事しますが、昼間は診療、夜は大学で研究と言う多忙な日々を長く送りました。我が国おける補綴学の第一人者となり、多くの著名人の歯科治療を担当させて頂きました。また、当院においても、多くの優秀なお弟子さんを育てたことでも有名でございます。

その後、京橋歯科医師会の会長職や、東京都歯科医師会の医事処理委員会の副会長などを歴任。更に1983年からは、母校の東京医科歯科大学の教壇に立ち後進の育成にもあたりました。勉強熱心で、専門の総入れ歯以外にも、医事紛争や医師と患者の関係など、現在で言う医療安全、医療の質の向上に関する分野の先駆的存在でありました。著書も多数残し、講演会の講師として、日本全国、引っ張りだこの人気講師でもありました。

それらの業績から、2003年には、叙勲の栄に浴し、旭日双光章を受章し、2005年、80歳を機に、50年以上全身全霊で患者さんに尽くし、自分の診療所を 三男秀太に託し、現役を引退しました。その後は、ご自宅で読書と園芸に精を出すシニアライフを楽しみました。2019年5月21日、家族に見守られながら、92歳で亡くなりました。亡くなる10日前まで、すべて自分の歯で食事するなど、介護を受けることもなく、最後まで精力的に人生を全うしました。

患者様から贈られた書物

著作一例

「インフォームドコンセント時代 患者が選ぶ歯医者さん」永末書店 

歯科医師向けに書かれた書籍。人間同士の患者と医療担当者が、いかにコミュニケーションをし、信頼関係を深め、一緒にシェアリング(sharing)つまり分かちながら、いまわしい病気と闘っていくかについて書かれている。

「驚くほどよく噛める 入れ歯入門」 日本テレビ

一般の方向けにわかりやすく入れ歯について書かれた書籍。健康な口腔環境が全身の健康に対して、いかに重要であるかが書かれており、さらに健全な歯を残すことの大切さも述べられている。

「高齢者の義歯補綴 患者の心理とテクニカルポイント」 永末書店

歯科医師向けに書かれた入れ歯の専門書。入れ歯についてだけでなく、患者対応について、患者の心理特性についても書かれている。

当院からのお願い

当院では、時間をかけてゆっくり丁寧に説明をし、治療をしていく歯科医院です。患者様にとって、もっともベストな治療を行います。

保険診療は、誰もが平等に治療を受けられるように考えられたとても良いシステムですが、財政上、限られた材料と方法でしか治療が認められていません。

一方、自費診療は使用材料、方法等の制限がなく、もっとも歯を大切にした再治療の少ない方法が選択できる治療です。贅沢な治療というイメージがあるかもしれませんが、決して、そうではありません。

保険診療ではうまくいかない患者様に対応させていただいているため、自費診療の入れ歯作りを提案させていただいております。

入れ歯治療に関する治療費

プラスチック製の入れ歯 300,000円(税別)
コバルトクロム製の入れ歯 400,000円(税別)
チタン製の入れ歯 400,000円(税別)
白金加金製の入れ歯 800,000円(税別)

入れ歯の相談フォーム

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