院長・スタッフブログblog

子どもの矯正治療の流れ

皆さま、こんにちは。東京都中央区新富の榎本歯科医院、矯正担当の榎本泉です。

 

矯正治療には年齢やその治療目的により様々な装置や方法があります。

今日は、子どもの矯正治療についてお話ししたいと思います。

 

子どもの矯正治療には、第1期治療と第2期治療があります。

1)第1期治療

第1期治療は、第2期治療に向けての準備治療とお考えください。歯が並ぶ土台(上あごや下あご)の環境を整え、正しい成長を促します。例えば、永久歯が生えてくるスペースが足りない場合には土台を広げスペースを確保し、上あごや下あごの成長が良くない場合にはその成長をサポートするような治療を行います。また、歯の位置があごの成長を妨げているような場合には部分的に歯を動かします。6~10歳頃が、第1期治療の開始の目安です。

使用する装置としては、土台を広げる床タイプの装置、あごの成長を促す取り外しのできる装置、フェイシャルマスクなどがあります。また、部分的に歯に装置をつけることもあります。歯を動かした場合には、後戻りを防ぐためにリテーナーと呼ばれる取り外しのできる装置を1年くらい使用します。歯を少しだけ動かす場合は、治療期間は1年くらいです。成長をサポートするような治療の場合には、2~3年かかることもあります。

2)第2期治療

第2期治療は、最終的な噛み合わせを仕上げる治療です。第1期治療を行うことにより、第2期治療が短期間で済む場合もあります。つまり、第1期治療で土台の環境を整えることで歯を抜かずに済むこともあるからです。第2期治療の開始の目安は、第二大臼歯がすべて生えそろう13歳以降です。

使用する装置は、大人とほぼ同様です。すべての歯をコントロールし噛み合わせを作っていくためにブラケットと呼ばれる器具をつけることになります。治療のゴールによっては、永久歯を抜くこともあります。治療期間としては1年半~2年半くらいですが、治療の内容や成長変化により治療期間が長引いたり短くなったりすることもあります。

歯を動かした後は、リテーナーと呼ばれる取り外しのできる装置や、歯の裏側をワイヤーでつなげて歯の後戻りを防ぎます。すくなくとも2年間はこの装置を使います。

 

子どもの矯正治療の場合、第1期治療から開始していれば第2期治療の費用が差し引かれる場合もありますので、ご気軽にご相談くださいませ。