院長・スタッフブログblog

総入れ歯とは、どんなものなのか?どんな種類があるの?

ここ数年、インプラント治療のトラブルについて、マスコミなどで報道されたことから、「入れ歯」治療の見直しがされています。

 

そこで、今回は、榎本歯科医院のもっとも得意とし、こだわりを持っている治療科目である「総入れ歯」治療については、お話をしたいと思います。

 

まずは、「総入れ歯とは、どんなものなのか?そして、どんな種類があるのか?」

についてお話をさせて頂きます。

 

「入れ歯」って、どんなものなのか?イメージにありますか?

 

テレビCMの「入れ歯洗浄剤」や「入れ歯安定剤」でも紹介されているので、なんとなくイメージがあるのはないでしょうか?

「ピンク色の歯茎のようなものの上に白い歯がついていて、銀色のバネがついているもの・・・」ですね。

 

ちなみに私達、歯科医師は「入れ歯」を「義歯」と呼んでいます。

 

「義足」や「義眼」という言葉を聞かれた方は多くいらっしゃると思います。

「義」という漢字には、そもそも「実物の代わり。仮の。」という意味があるそうです。

つまり、歯の代わりになるものが、「義歯」「入れ歯」ということになります。歯を失って、代わりに歯を入れることを指しています。

 

ですので、「ブリッジ」と呼ばれるような、失った歯の両サイドの歯を小さく削って繋げてつくる人工の歯も、実は、「入れ歯」の仲間になるのです。

そこで、正式には、英語で「ブリッジ」とは言わずに、「固定式の部分入れ歯:Fixed partial denture」と言います。

 

ちなにみ、日本で言う「部分入れ歯」は、「取り外し式の部分入れ歯:Removable partial denture」と言います。

 

では、「入れ歯」には、どんな種類があるのでしょうか?

ここでは、歯が1本も残っていない状態に入れる「総入れ歯」と歯が残っている場合に入れる「部分入れ歯」に大きく分けてご説明致します。

 

まずは、今回は、「総入れ歯」についてですが、実は、色々な作り方があるのです。

 

☆総入れ歯の種類

1)入れ歯の「床」と呼ばれる舌で触れる部分を

①金属で作る方法

・ゴールドとプラチナな合金を用いた方法

・コバルト・クロムという合金を用いた方法

・チタンを用いた方法

 

 

②プラスチックで作る方法

2)入れ歯の「人工歯」という歯を

①陶材の歯を用いて作る方法

②金属の歯を用いて作る方法

③プラスチックの歯を用いて作る方法

 

これら、どの材料を用いて作るか?は患者様のお口の中の状態や患者の食習慣や噛み癖、噛む力などを色々な事を考えて、患者様の要望に合わせて作ります。

 

先日、榎本歯科医院出身の大先輩の歯科医師のA先生からお聞きしたお話です。

 

A先生は、お若いときの不摂生で入れ歯になってしまい、もう入れ歯になって20年になるそうです。初めて、作ったものは、コバルト・クロムで作ったそうですが、先日、お仕事の引退を記念して、ゴールドとプラチナの合金を使った入れ歯をしたそうです。

金属の種類を変えた入れ歯の感想は・・・

なんと!!食べ物の味が全く変わってしまったそうです。

味覚が敏感になり、ずっと美味しく感じられるようになったそうです。

確かにコンビニで貰うプラスチックのスプーンで食べるのと銀のスプーンで食べるのでは、確かに味の感じ方が全く違いますよね。

 

また、他院でプラスチック製の人工歯を用いて作られた入れ歯をされていた患者様が当院で陶材製の人工歯の入れ歯に作りかえたところ、プラスチック製の人工歯では感じることができなかった「『胡麻』の香りを楽しむことができるようになった。」と、おしゃっていました。

 

奥歯は臼の役割がありますので、プラスチックとプラスチックでいくら噛みこんでも、細かくならない気がします。でも、陶材の歯と陶材の歯で「磨り潰す」と香りが出るというのも、想像ができますね。

もしも、私が、自分で入れ歯になったら、金とプラチナを使って、陶材の歯を入れたいと思っています。

 

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