院長・スタッフブログblog

お子さまの歯並び相談~乳歯列~

皆さま、こんにちは。中央区新富の榎本歯科医院、矯正担当の榎本泉です。

2020年のオリンピック開催も影響しているのでしょうか、当院の周辺でもビルやマンションなどの建築ラッシュが続いております。当院では遠方からいらっしゃる患者様が多いのですが、ここのところ、マンション建設に伴いお子さま連れの方が来院されることが多くなったように感じられます。

そこで、今回はご両親さまから質問を受けることが多い「お子さまの歯並び~乳歯列~」についてお話ししたいと思います。

 

乳歯列の時期に気をつけたい歯並び

一般的に生後8か月頃になると乳歯が生え始め、3歳頃にすべての乳歯が生えそろいます(合計20本です)。そして永久歯が生え始める6歳頃までの期間を、乳歯列期と呼んでいます。

*乳歯が足りない

乳歯が全部生えそろうと20本になりますが、最初から歯の芽が作られなかったり、隣同士の歯がくっついてしまい、20本より少ないこともあります。3歳頃になっても20本揃わなければ先天欠如の可能性がありますので、歯医者さんで定期的に診てもらい永久歯に影響があるかどうか、歯並びやかみ合わせは今後どうなるのかなど相談しましょう。

*反対にかんでいる、下あごが出ている、あごがずれている

乳歯のかみ合わせは、3歳頃にならないと安定しません。3歳以前では、下あごが自由に動きやすく、反対にかんだり、横にずらしてかんだりします。ですので、3歳頃までは経過を見ていきましょう。

3歳過ぎても反対にかんだり、下あごが出ていたり、あるいはあごが左右にずれているなどが見られたら、専門的な判断が必要なことがあるので、一度、歯医者さんに相談しましょう。乳歯のうちにかみ合わせを治したほうがいい場合と、そのまま経過を見ていくだけでいい場合があります。

*奥歯はかんでいるのに、上の前歯と下の前歯の間にすき間があるとき

ほとんどの場合、指しゃぶりやおしゃぶりが原因です。2歳頃になったら指しゃぶりなどをやっている時間を減らし、永久歯が生え始める頃には卒業するといいですね。

*歯にすき間がない、歯が重なって生えているとき

乳歯列では歯と歯の間に少しずつすき間がある状態が理想です。乳歯列ではふつうは治療の必要はありません。しかしすき間がないと、永久歯が収まる十分なスペースがなく将来的にデコボコとした歯並びになってしまう可能性がありますので、永久歯が生え変わってから歯医者さんに相談しましょう。

基本的には乳歯の時期に歯並びの治療の必要はないでしょう。しかし、その後の永久歯の歯並びに影響を及ぼす場合もあるので、何か心配なことがある時には早めに一度歯医者さんに相談しましょう!