皆さまこんにちは。東京都中央区新富の榎本歯科医院、歯科衛生士の緑川です☆
歯ブラシの交換時期はみなさんご存知ですか??
歯ブラシを裏側から見て毛先が広がっていたら交換というのはよく言われていることですが、
毛先が広がってないからといって長く使っている方や、次の歯ブラシの購入がまだでついつい今のものを使い続けてしまっていたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか^^?
今回は見た目では判断にくい歯ブラシの交換時期や理由についてご説明いたします^^
とあるアンケートで、100人の人に「どれくらいの頻度で歯ブラシを交換しているか?」集計をとってみると…
1位 1~2ヶ月 42人
2位 2~3ヶ月 26人
3位 1ヶ月以内 22人
4位 3~4ヶ月 6人
5位 4ヶ月以上 4人
という結果があったようです。
みなさんはどこに当てはまるでしょうか^^?
結論から申し上げると1ヶ月に1回のサイクルをお勧めいたします☆☆
使用するブラシの毛の硬さや歯磨きの方法によりどのくらいで毛が開いてくるかも変わってきますが大体1ヶ月くらいで変化がでてくることでしょう^^
毛先が広がっている場合は、歯ブラシのコシがなくなり清掃能力が落ちるだけではなく、歯や歯茎を傷つける恐れがあります。
磨いているのに落とせていない……。ということになりやすくなってしまいます。
歯ブラシの後ろ側から見て、毛がはみ出ているようであれば交換のタイミングです☆
また、もし歯ブラシを後ろからみてはみ出ていなくても1ヶ月経ったら交換するようにしましょう!
物持ちが良いというのは良いことですが、歯ブラシに限っては当てはまりません><
同じ歯ブラシを長く使い続けると、せっかくの歯磨きが虫歯や歯茎のトラブルにつながる恐れがあります。
お口のなかには沢山の菌が生息しているので、いくら洗って乾燥させたり、熱湯消毒をしたとしても、ブラシの毛束の根元には菌が繁殖してきてしまします><
お口に入れるものですので衛生面等も考慮すると、定期的に交換することをお勧めします。
しっかりと虫歯予防をするために、道具の管理もしっかりと行っていきましょう☆
また、下の図は雑菌が繁殖した歯ブラシの毛先の拡大図です
3週間使用した歯ブラシの毛には、100万個以上の細菌が繁殖していると言われています。
これはトイレの水に含まれる細菌数の80倍と言われるほどの雑菌数です。
雑菌のついた歯ブラシで歯磨きをし続けていると、口の中に傷や口内炎ができている場合、そこから感染して病気にもなりやすくなることも考えられます。
効率よくお手入れをする為にも、衛生的にもこまめに交換するよう心がけていきましょう^^
最後に、月に1回交換といっても、タイミングはついつい忘れがちになってしまいますので、お勧めとしては、
《自分の誕生日と同じ日付》や《給料日》《月初め》等何かの日と関連付けて行っていくと忘れる事も少なくなると思いますので、ついつい長く使ってしまいがちな方は2019年を境に定期的に歯ブラシを交換する習慣をつけていきましょう^^