院長・スタッフブログblog

サイレントキラーと呼ばれる《歯周病》の進行

皆さまこんにちは。東京都中央区新富町の榎本歯科医院、歯科衛生士の緑川です^^

最近は晴れていても風が冷たかったりと冬の寒さを感じる日々ですね><

電車ではマスクをしている人も増えてきているので、年末年始にむけて風邪予防が大切な時期かもしれませんね^^

 

さて、今回は歯周病の進行について少しお話をしてみたいと思います^^

定期健診を受けてない方は、痛み等をきっかけに歯科医院へ受診することが多いと思いますが現在お口に痛みがなかったとして、あなたのお口は

《健康》と言えますか??

痛み無く過ごせていることはとても素晴らしいことですが、現在、成人で歯を失う一番の原因になっているものは歯周病です!

その歯周病は成人の5人に4人がかかっているといわれています。

歯周病は自覚症状がないまま少しずつ、そして確実に症状が進行してゆく病気ゆえ

《サイレントキラー=静かな殺し者》と言われています。

最近ではよくCMなどで聞く言葉ですが、実際、歯周病はどんな病気なのか・・・

歯周病の初期から順にご説明いたします^^

 

歯肉炎

表面の歯茎だけが炎症を起こしている状態です。

歯肉炎では、プラークや少量の歯石がたまり歯茎に炎症が起こり、赤く腫れたり出血したり、触れると痛むことがあります。この段階ではまだ歯を支える骨にまでは炎症が及んでいない状態です。

自覚症状は少ないですが、歯磨き時に出血や歯茎の痛みを感じることがあります。

※この状態であれば、歯ブラシ習慣の改善やクリーニングで健康な状態まで改善の見込みがあります。

 

軽度歯周炎

歯肉の炎症が進行してくると、発赤、腫脹が著しく磨くと出血します。

歯の支持組織にも炎症が進み、歯周ポケットが形成され骨の吸収も始まります。

こちらも自覚症状は少ないですが、歯磨き時に出血や歯茎の痛みを感じることがあります。

※歯ブラシ習慣の改善やクリーニングで歯茎の改善はみられるものの、吸収されてしまった骨は回復しません。

 

中等度歯周炎

歯茎の炎症が歯を支えている骨にまで及んできて、歯を支えている骨が徐々に破壊されている状態です。根っこや歯の表面には、多量の歯垢や歯石が付着しています。

歯肉炎のときよりさらに腫れが強くなり、膿が出たりすることも。また、このレベルになると歯を支える骨の量が減るために歯が徐々に揺れだしたり、力を入れて咬むことがしにくくなってきます。

※軽度歯周炎と同様、歯ブラシ習慣の改善やクリーニングで一部の歯茎の改善はみられるものの、改善しないところに関しては外科処置も検討する必要があります。

 

重度歯周炎

歯周病がさらに進むと、歯を支えている骨半分以上無くなり、歯の揺れは前後左右だけではなく、上下にも揺れてきます。

膿が出始めてくると口臭もひどくなり、歯が浮いたような感じや噛むと痛くてしっかり噛めないことがあり、最終的には自然と歯が抜けてしまう場合があります。

※上記と同様、基本的には歯ブラシ習慣の改善やクリーニングを行いますが、なかなかポケット等の改善は難しく、外科処置でも改善できるか難しい場合があります。

 

このように実際に症状として感じる時は、中等度歯周炎など歯周病の病状がすでに進行してからです。。。

失った骨は自然と元に戻りません!!

また、進行すればするほど、治療での改善の見込みが低くなり、症状がなくても抜歯も検討しなければならなくなります。

もう生え変わらないからこそ今ある歯を大切にするために、定期健診でお口の状況を確認してみませんか><?