院長・スタッフブログblog

フッ化物をプラスして、虫歯予防をパワーアップ!!

皆さんも一度は「虫歯予防のためにフッ素が効果的である」と耳にしたことはありませんか?

その通りです。フッ素は歯を強くし、修復し、そして虫歯菌を抑制する効果があります。

生活の中で上手にフッ素を取り入れて、虫歯予防をパワーアップしていきましょう!!

ちなみに以前はすべて「フッ素」と表現していましたが、「フッ素」は元素名なので、現在では水や食品に含まれる無機のフッ素を「フッ化物」と表現しています。こちらの健康ブログでも、これからは「フッ化物」でお話を進めていきます。

歯磨き+フッ化物

毎日の歯磨きは、歯垢(プラーク)を取り除く大切なケアのひとつです。フッ化物配合の歯磨剤を用いることで、再石灰化の促進と虫歯侵襲時の脱灰の抑制が期待できます。さらに、歯垢中へフッ化物が蓄積されることにより抗菌作用と初期虫歯病巣への再石灰化の促進にも寄与します。

現在市販されている歯磨剤には、ほぼフッ化物(フッ化ナトリウム、フッ化スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム)が配合されていますが、その濃度(ppm)が表示されている商品はわずかです。わが国では配合フッ化物は1,000ppm以下と決められています。歯科専売であれは、フッ化物濃度が限界に近い950ppmの歯磨剤があります。

洗口剤+フッ化物

フッ化物洗口は、毎日の歯磨き習慣と組み合わせて行うことができます。特に虫歯になりやすいお子さんは、ぶくぶくうがいができるようになったら開始し、すべての永久歯がそろう中学生(14歳頃)までは継続して行うことが望ましいです。もちろん、成人の方や高齢の方にもお勧めです。

液体タイプなので、口の中のすみずみまでいきわたります。またフッ化物洗口後、30分はうがいを控えていただくので口腔内に保持されるフッ素量が多く、フッ化物を利用した虫歯予防法の中でフッ化物洗口は一番効果的といえます。

正しい食生活+フッ化物

ダラダラと甘いものを飲んだり食べたりを続けると、お口の中のpHは酸性をキープし続け、歯が溶けやすい環境となります。甘いものは、量よりも食べている時間に気を付けましょう。特に思うように歯磨きの時間がとれない方、食後に歯磨きができない方は、フッ化物配合のガムを食べ、唾液を出してお口の中を中和させると良いでしょう。

フッ化物配合ガムについては、市販と歯科専売があります。歯科専売の中には、虫歯菌のエサになるような成分が含まれてなく、唾液中のカルシウムイオン濃度を高め、口内環境を整え、さらに唾液中のフッ化物イオン濃度を高めるガムもありますので、安心してガムを噛むことができます。

定期健診+フッ化物

歯の健康は、残念ながら自分だけでは維持することは難しいです。痛くなる前に、歯医者さんで定期的に歯磨きや虫歯のチェックを受けて、毎日のケアに役立ててください。歯が萌出中のお子様には定期的に歯医者さんでフッ化物を塗布してもらうのも効果的です。

ご紹介した内容は、年齢により使用する量や頻度が異なりますので、歯医者さんと相談して歯を強くする方法を勉強しましょう!