皆さま、こんにちは!中央区新富の榎本歯科医院です。
前回は「知覚過敏の原因」についてお話ししました。
もう一度、おさらいになりますが、
知覚過敏とは、冷たい飲み物を飲んだ時、歯ブラシが当たった時などに一瞬ビリッとした強い痛みが出るのが特徴です。症状が進むと温かい飲み物さえも刺激になる事もあります。また、体調やストレス、歯の神経のコンディションによって痛みの有無は左右されます。
今回は、知覚過敏の改善方法についてお話しします。
1.自然治癒を期待する
知覚過敏症状は数か月で自然に治ることもあります。これは唾液や歯磨き粉に含まれるフッ素により、しみていた部分の再石灰化が起きたり、神経の防御反応で歯の神経の周りに壁をつくることにより症状が減退します。
2.知覚過敏用の歯磨き粉を使う(家庭において)
テレビなどでよく見かけますが、知覚過敏予防の歯磨き粉には“硝酸カリウム”という成分が含まれており、歯の神経に刺激を伝えにくくし、痛みを抑える作用があります。毎日、使い続けることで知覚過敏が緩和されることがあります。
3.しみる箇所に薬を塗る(歯科医院)
しみてしまう部分に、薬を塗ることで知覚過敏の症状を抑えます。歯科医院によって取り扱う種類は異なります。
4.レーザーを当てる(歯科医院)
レーザーには神経を安静にする作用と、歯の表面を硬くする作用があるので、しみるところにレーザーを当てて症状を軽減させます。
5.コーティング材で保護する(歯科医院)
しみる部分の表面にコーティング材を塗ることによって症状を軽減させます。剥がれると、症状が戻ってしまう場合があります。
6.マウスピースで歯の削れを防ぐ
寝ている間の無意識下でのはぎしりやくいしばりによって、歯の表面や根元が削れてしまうことをマウスピースで歯を保護して守ります。
7.歯周病の治療をする
歯周病によって歯肉が下がったり、歯が揺れるとしみる症状が出やすくなります。治療をして歯周病の進行を食い止めます。
8.削れた部分を詰める
歯の根元が削れてしみる場合はプラスチック素材の材料を詰めます。しかし歯ぎしり食いしばり等の癖がある方は取れやすい傾向にあります。
9.神経を取る
耐え切れない程の症状がある場合は、最終手段として神経を取る処置をします。神経を取ってしまうと歯が弱くなってしまうので、安易に行うべきではありませんが、長い間放置しておくと神経が自然に死んでしまう場合もあります。
身近な病気でもある知覚過敏はご自身で改善が可能な事もあれば、治療が必要な場合もあります。
歯がしみるのは虫歯でも同じような症状が出やすいです。知覚過敏だと思ったら虫歯が進行してしまっていたということが無いように早めに歯科医院で相談してみましょう。





