院長・スタッフブログblog

歯垢と歯石の違いについて

皆さまこんにちは。東京都中央区新富の榎本歯科医院、歯科衛生士の緑川です☆

最近、定期健診やクリーニング希望で来院される患者様が増えてきています。

痛みが主訴ではなく予防関連に意識がある方が増えていてとてもうれしく思います^^

そんななかで、「クリーニングして下さい」ではなく「歯垢を取ってください」「歯石除去して下さい」という方もいらっしゃいます。

最近歯科用品のCMも増え、歯垢(しこう)や歯石(しせき)は聞いたことある方が多いかと思いますが、どのようなものなのかしっかりご存知でしょうか?

(正直、私は歯科衛生士専門学校で学ぶまで、歯垢はあまりわかりませんでした^^;)

同じものと混同している人がけっこう多いかと思いますので、今回はこの歯垢と歯石についてお話させていただきます。

歯の健康を保つためにもそれぞれの違いについてぜひ知っておきましょう^^

 

歯垢(しこう)

別名プラークとも呼ばれ、歯の表面に付着している細菌のかたまりです。

白色または黄白色をしているので目では確認しにくいのですが、舌でさわるとザラザラとした感触があります。

プラークはネバネバと粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強くうがいしても取れません。

プラーク中には細菌が約600種類も存在しており、プラーク1mg当たりに細菌が約1~2億個存在していると言われています。

これを放っておくと菌の作った酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてむし歯を発生させてしまうことがあります。

 

歯石(しせき)

プラークが長い間付着した状態でいると、唾液に含まれるカルシウムなどによって石灰化して石のようになります。これが歯石です。歯みがきでみがき残した歯垢はお口の状態にもよりますが、およそ2日間ほどで歯石へと変わってしまうことがあります。

そのため歯みがきがしにくい「歯と歯ぐきの境目」や「歯と歯の間」にできやすく、歯石はその名前の通り石のように硬いため、一旦歯に付いてしまうと歯ブラシでは取れず、歯科医院で取り除いてもらわなければなりません。

また歯石の表面はデコボコしているため、そこにさらに歯垢が付いて歯周病の原因となってしまうこともあります。

 

皆様、違いがわかりましたか^^?

歯石は病院でしか取れないものですが、歯垢(プラーク)は日々のケアで取り除けるものです。歯ブラシでプラークを取ること、すなわち歯磨きのことを私たちはプラークコントロールとも呼んでいます^^

お口の健康を保つためには、歯石に変わる前に歯垢を除去することをおすすめします。

歯石を発生させないためには「いかに歯垢の状態で除去するか」ということが大事になってきます。なので、一番大切なことは日々の歯磨きなるわけです☆

多少なりとも歯石は溜まってくるので定期的にクリーニングも不可欠ですが、日々のケア方法も随時アドバイスさせて頂いていますので、是非定期健診を習慣にしていきましょう^^