院長・スタッフブログblog

歯を失う原因のひとつ 「破折」

皆さま、こんにちは。東京都中央区新富の榎本歯科医院、歯科衛生士の西岡です。

 

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

引き続き、感染対策・体調管理には気を付けていきましょう(*^^*)

 

さて、突然ですが、歯を失う原因ワースト3をご存知ですか??

第1位「歯周病」

第2位「むし歯」

第3位「破折」

歯周病やむし歯に関しては聞きなじみがあるかと思いますが、「破折」とはどんなものかご存知でしょうか?

今回は「破折」についてお話させて頂きたいと思います!

 

「破折」とは、歯にヒビが入ったり、割れたりしてしまうことです。

破折にも種類があり、お口を開けたときに見える歯の白い部分である歯冠が割れてしまうことを「歯冠破折」、歯ぐきの中にある歯の根っこの部分である歯根が割れてしまうことを「歯根破折」と言います。

「歯冠破折」は詰めものや被せもの等で治せるケースが多いですが、「歯根破折」は抜歯になってしまうケースが多いです。

 

「破折」が起こりやすくなる原因とは??

「破折」は、歯に過度の力がかかるとその力に耐えられず起こってしまうものとなります。

 

◎歯ぎしり・食いしばりする癖がある

通常、1日の中で上の歯と下の歯が噛み合う時間は約10分ほどと言われています。

しかし、歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯に過度な力が加わる時間が長くなるため、歯を破折してしまうリスクが高くなります。

 

◎神経を抜いてある歯がある

神経を抜いた歯が、言わば枯れ木と同じような状態です。

栄養が行き渡らない上に、歯の中が空洞なため、神経を抜いていない歯と比べるととても脆く、破折しやすくなります。

 

◎金属の土台を立てて被せものをしている歯がある

大きなむし歯治療などで神経を抜いて、被せものを被せるだけの十分な歯質がない場合は、金属の土台を立ててその上から被せものを被せます。この土台は硬い金属でできているため、噛む力が加わると土台が釘のような役割をして、金属よりも柔らかい歯が割れてしまうのです。

 

◎硬いものを好んでよく食べる

タコ・イカ、フランスパンなど硬いものをよく食べると、その分歯に過度な力がかかるので、負担が大きく歯が割れやすくなります。

 

「破折」の予防法は??

◎歯ぎしり・食いしばりをしないようにする

歯ぎしり・食いしばりをされる方で自覚がある方は意外と少なく、夜間寝ているときや、日中集中しているときなど、無意識な状況でされていることが多いです。

普段生活をしている中で、上の歯と下の歯は噛み合っていますか?

実は、通常は離れており、噛み合っていることはないのです・・・!(噛み合っているのは食事をとっているときのみ)

もし噛み合っていたのであれば、普段から歯ぎしり・食いしばりの習慣があるかもしれません。

目のつく所に「歯ぎしり・食いしばり注意!」というメモを貼って日頃から意識をしておくと、睡眠時も本能的に自然としなくなるそうです・・!

 

◎治療せずに済むような健康な状態を維持する

歯はどうしても治療をすると脆くなってしまうので、神経を抜いたり大がかりな治療をすると、それだけ破折のリスクも高まります。

まずは、健康的な歯を治療せず、維持できるようにしていくことがとても大切です!

そのためには、歯磨きなどのセルフケアと合わせて、もし問題が見つかったとしても、早期に発見・治療できるよう定期健診の受診は欠かせません!

 

ぜひ一生涯自分の歯で過ごせるように、「破折」への対策をしていきませんか??